ナナで起こった事件
ナナでゴーゴー嬢殺害される
5月23日スクムヴィット通りソイ・4にある「ナナ・コンド」で近くのナナプラザのゴーゴーバーで働く女性(25)が 殺害された。現場は彼女の自室であった。
加害者は、交際していた日本人男性(31)。犯行後に被害者の5階の部屋から飛び降りて死亡した。女性の顔には激し く殴打された痕が多数残っていて、警察では男の嫉妬が原因で口論の末犯行、その後自殺を図ったのではではないか と見ている。女性は日本語が堪能で、日本人客に人気があったという。
バンコクで多く見られる水商売の女性と外国人のカップル。そこにはさまざまな恋愛ケースが交差している。そんな 中で最悪の結末を辿ってしまった一例なのでしょう。
酒場に出かけてそこで出会った女性と親しくなっていく。極自然な成り行きだと思うが、ナイト産業で働く女性と親 密な関係になると、そこには大きな問題が立ちはだかる。
彼女たちの収入の大半は客にオフされて店外へでること。正規の恋人がいるとするなら、その男性にとっては聞き捨 てならない事。しかし、それを止めるためには相応の金銭を与えて仕事を辞めさせなければならない。つまり、生活 の面倒を見るということになる。
それができなければ彼女は仕事に出かけてしまい、結果として今回のような事件に発展して行ってしまうのだと思う 。
彼女たちの収入は、大卒の初任給が3万円程度という給与水準のタイで、日本で働く日本人に引けをとらないくらいあ る。出所がブラックマネーであるため、おそらく税金もほとんど払っていない。(店から出る給料分に対してだけだ ろう)
大半を実家へ仕送りしてしまうために手持ちはあまりないようだが、収入面では立派な富裕層だろう。その稼ぎを肩 代わりしてあげることは、先進国の人でもやはり余裕のある人だけだろう。これまで度々、非富裕層外国人が嫉妬心 に悩むのを見た気がする。
それはアジア人の話だが、欧米人になると様子が異なる。彼らは彼女がゴーゴーなどに働きに行っても何も気にしな い。客とオフして帰ってくるまで彼女のアパートでビールを飲んでテレビを観ている。
本当に嫉妬心がないのか、あるいは彼女は都合のいいkeepであるのか、真実は分らないけど、そんな人をたびたび目 にする。このレベルにくると逆にタイ人女性が「自分はどう思われているのか?」と愚痴をこぼす。
話を元に戻して、今回亡くなった2人は気の毒ですけど、こんな話を聞くと、さまざまな物語が毎日交差しているバン コクの生暖かい空気の香りがブラウン管越しにも体に伝わってくるのです。
2008/05/31
