物価について
物価は日本と比べてかなり安い。貧乏旅行を決め込めば、1日600バーツ(1800円)もあれば滞在できる。100円〜150 円で食事ができて、450円ぐらいで宿に泊まれるとなれば「何て安いんだろ!」と思う。これはこれで事実ですが、こ れを基準にして単純に日本との比較を計るのは難しい。庶民の所得から見ると物凄く高いものもたくさんあるんです 。
タイの通貨はバーツ。1バーツ約2・8円ですが、最近は円の分が悪くもう少し高め。1バーツ3円で計算するのが暗算で きていいでしょう。人々の所得は低い人で1ヶ月5000バーツ、普通で7000〜8000バーツ、大卒の初任給で10000バーツ 、夫婦共働きの家庭で世帯所得が平均14000バーツだそうです。しかし、日本よりも貧富の格差が大きいので、この数 倍稼いでいる層でもまだ庶民です。日本の高所得層でもかなわないお金持ちもたくさんいます。
30〜50バーツで食事ができると、我々日本の感覚では缶ジュースを買うぐらいですが、低所得の人にはそんなに安い ものではないかもしれません。それでもやはり一番安く感じるものは食べ物です。最低限の食事はみんなが満たせる ようになっているようです。
ところが、同じ屋台でもディナーとして少しグレードをアップさせると値段も大分跳ね上がります。タイスキ(鍋の ようなもの)と一品料理を2皿、ビールまたは他アルコールを5〜6杯、2人で700バーツほど。シーフードレストランで 料理4〜5皿ビール大瓶1本、2人で1000バーツほど。主にタイの人が出入りする店でもこれです。(主に外国人が出入 りする店ならこれまた格別料金)
所得5000バーツの人にとってはとんでもない金額です。少ない収入でも生活をやり過ごせる低物価がある一方で、特 別な贅沢でなくても庶民には手が出せない高物価が入り混じってます。飛行機の国内線で1時間飛ぶと月収の半分が飛 んでいきます。携帯電話は日本と同じくらい浸透しています。でも電話の値段は安物を除けば日本円で2〜5万円もす るのです。
「タイ旅行は安い!」というのは事実で、ギンギンの貧乏旅行をすればかなりの低予算で済みます。でも一方ではお 金を使う場所(ホテル、食事、酒場、交通手段)を少しレベルアップすると欧米と変わらない旅費にもなるわけです 。
